
突然のことで恐縮ですが、急遽3月20日付をもちまして、弊社の活版印刷工場を閉めることになりましたので、お知らせいたします。
弊社の活版印刷工場は、創業時から今日に至るまでの88年間、戦時中の一時期を除き常に休まず稼働して参りましたが、この度、最後に残ったたった一人の活版印刷職人から定年での退職の申し出があり、重ねて慰留に努めましたが本人の事情もあり、已むなく申し出を承諾し、この機会をもって工場は閉鎖することを決定いたしました。
最盛期には鋳造から文選、植字、印刷とフルラインを揃え、工場だけで20人近くの職人さんを抱えておりましたが、時代の流れには抗し難く、弊社の営業内容もほとんどがオフセット印刷へと移行してしまい、今日のような状況を迎えるに至りました。
これまでお世話になった皆様には改めてお詫びとお礼を申し上げます。
なお、工場閉鎖にともない、活版印刷の新規受注は今後お請けできませんが、従来から継続的にご注文をいただいているお客様につきましては、協力工場への委託や、他の印刷技法など、ケースバイケースで引き続き承りますので、どうぞこれからもご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
また、今後も「印刷の悉皆屋」の名に恥じないよう、印刷を中心にワンストップサービス化を目指し、お客様のニーズにマッチした提案やサービスをご提供すべく研鑽して参りますので、何卒倍旧のお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

時代の流れとは言え、活版印刷工場閉鎖とは寂しいですね。
後を継ぐ職人さんがいないのも需要が少なくなったからでしょうか?
同じように、やがてオフセット印刷も無くなるのでしょうか?
何とも悲しい限りです。