今回は本を製作するのに避けては通れない書体(フォント)の話、中でも特に有名な明朝体を取り上げました。
有名とは言いましたが、新聞の本文にも使われていることからも、だれでも明朝体はご存知のはずなのですが、実際は印刷や出版、映像などの業界に携われている方以外は通常書体をいちいち気にされてはいないと思います。
しかし明朝体の歴史は非常に古くて、その名の通り、中国の明の時代には書体として確立していたようです。
とはいってもこの時代は金属活字ではなく木版の時代であり、その木版も最初は楷書体で彫られていたのですが、印刷が盛んになってきた北宋のころには作業の効率化のため楷書の諸要素を単純化した宋朝体へと移行し、さらに様式化が進み、明代には明朝体が確立したようです。
楷書
宋朝体
日本では明朝体は活版印刷が興隆し出した明治初期から本格的に金属活字として使われ始め、写植、デジタルフォントの時代を経て、現在でも新聞・書籍をはじめ、ありとあらゆる印刷物の主に本文用として用いられることが多い書体です。
ただ、ウェブの世界では初期の頃はまだPC画面の解像度が低かったこともあり、明朝体では視認性に問題があったため、デフォルトではゴシック体が主流となっています。
明朝体の特徴ですが、
・縦画と横画はそれぞれ垂直・平行
・おおむね縦画は太く、横画は細いことです。
・緩やかな転折では、どちらもほぼ同じ太さ
・横画の始めの打込みや終りのウロコ
・縦画のはね、また左右の払い
などが挙げられます。
そして活字時代に開発されたものも含め、様々な種類の明朝体が生まれ、現在も主にフォントベンダーから供給されています。
ちなみに現在弊社で対応可能な明朝体のうち主なものをご紹介すると、
モリサワ リュウミンL
大日本スクリーン ヒラギノ明朝W3
アドビ 小塚明朝L
ダイナフォント平成明朝W3
モリサワ 秀英明朝L
この中で秀英明朝は、大日本印刷が、その前身の秀英舎が開発した活字書体を100年以上にわたって引継いできた歴史ある書体で、写植時代にも写研というメーカーから発売されていましたが、昨年モリサワからようやくデジタルフォントとして復活したものです。
こうやって並べてみると同じ明朝体といってもそれぞれフォントごとに特徴があるのがわかりますが、いざ本を創ろうとしたとき、どの書体をえらぶか迷ってしまうかもしれませんね。
そんな場合は弊社でフォントごとに数ページお客様の原稿を見本組版してみて実際の感じをみていただいてから選ぶこともできますので、お気軽にお申し付けください。
ところでここに挙げたフォントは書籍などの本文用に適したウェイトですので、これらのフォントはそれぞれ太さのバリエーションのファミリーも揃えています。くわしくは各ベンダーのHPなどをご覧ください。
モリサワ
大日本スクリーン ヒラギノ
アドビ 小塚
ダイナフォント
有名とは言いましたが、新聞の本文にも使われていることからも、だれでも明朝体はご存知のはずなのですが、実際は印刷や出版、映像などの業界に携われている方以外は通常書体をいちいち気にされてはいないと思います。
しかし明朝体の歴史は非常に古くて、その名の通り、中国の明の時代には書体として確立していたようです。
とはいってもこの時代は金属活字ではなく木版の時代であり、その木版も最初は楷書体で彫られていたのですが、印刷が盛んになってきた北宋のころには作業の効率化のため楷書の諸要素を単純化した宋朝体へと移行し、さらに様式化が進み、明代には明朝体が確立したようです。
楷書
宋朝体日本では明朝体は活版印刷が興隆し出した明治初期から本格的に金属活字として使われ始め、写植、デジタルフォントの時代を経て、現在でも新聞・書籍をはじめ、ありとあらゆる印刷物の主に本文用として用いられることが多い書体です。
ただ、ウェブの世界では初期の頃はまだPC画面の解像度が低かったこともあり、明朝体では視認性に問題があったため、デフォルトではゴシック体が主流となっています。
明朝体の特徴ですが、
・縦画と横画はそれぞれ垂直・平行
・おおむね縦画は太く、横画は細いことです。
・緩やかな転折では、どちらもほぼ同じ太さ
・横画の始めの打込みや終りのウロコ
・縦画のはね、また左右の払い
などが挙げられます。
そして活字時代に開発されたものも含め、様々な種類の明朝体が生まれ、現在も主にフォントベンダーから供給されています。
ちなみに現在弊社で対応可能な明朝体のうち主なものをご紹介すると、
モリサワ リュウミンL
大日本スクリーン ヒラギノ明朝W3
アドビ 小塚明朝L
ダイナフォント平成明朝W3
モリサワ 秀英明朝Lこの中で秀英明朝は、大日本印刷が、その前身の秀英舎が開発した活字書体を100年以上にわたって引継いできた歴史ある書体で、写植時代にも写研というメーカーから発売されていましたが、昨年モリサワからようやくデジタルフォントとして復活したものです。
こうやって並べてみると同じ明朝体といってもそれぞれフォントごとに特徴があるのがわかりますが、いざ本を創ろうとしたとき、どの書体をえらぶか迷ってしまうかもしれませんね。
そんな場合は弊社でフォントごとに数ページお客様の原稿を見本組版してみて実際の感じをみていただいてから選ぶこともできますので、お気軽にお申し付けください。
ところでここに挙げたフォントは書籍などの本文用に適したウェイトですので、これらのフォントはそれぞれ太さのバリエーションのファミリーも揃えています。くわしくは各ベンダーのHPなどをご覧ください。
モリサワ
大日本スクリーン ヒラギノ
アドビ 小塚
ダイナフォント

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