1927年の活字見本帳 その5「楷書体・草書体・隷書体編」

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前々回の「明朝体」、前回の「ゴシック体」に続き、今回は弊社1927年製「営業のしおり」から「楷書体」「草書体」「隷書体」を紹介します。
ゴシック体編でも述べていたように、この見本帳が作られた当時は書体は明朝体とゴシック体のみでほとんど構成されていたようで、ここに紹介する「楷書体」「草書体」「隷書体」まで揃えている印刷所は比較的少なかったようです。
特に「草書体」はかなり文字をくずした書体のため、読める人が限られていて、現代のデジタルフォントでもほとんど見当たらず、非常に珍しい書体だと思います。

ちなみに「楷書体」は二号から六号まで、「草書体」と「隷書体」はそれぞれ二・三・五号が掲載されています。
いずれの書体も活字書体がもともとは書き文字から起こされたものであることを色濃く感じさせる美しいフォルムで、現代のデジタルフォントとは明らかに一線を画しています。

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プロフィール

堀尾武史
株式会社からふね屋 代表取締役

昭和36年生まれの丑年
京都生まれ京都育ちの印刷屋四代目社長。
小学1年から大学4年まで剣道にひたすら明け暮れ、一応各年代で全国大会には出場、入賞なども果たす。
同志社大学卒業と同時に親戚の印刷会社で修行、ここで大いにしごかれ現在に至る。
自社にあった活版印刷から写植、フィルム時代を経て現在のDTPまでひと通り印刷については経験、美しい印刷を愛す。
趣味はお酒とアート鑑賞、読書、音楽(JAZZ・ROCK・POP・REGGAE・CLASSICなどオールランド)、TV鑑賞(ガイアの夜明け・カンブリア宮殿・たけしアートビートなどがお気に入り)、ウォーキング。