1927年の活字見本帳 その2「製版見本編」

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前回に引き続き最近手元に戻ってきた弊社の1927年製の「営業のしおり」をご紹介します。
今回は前半部分に掲載されている製版見本のページを紹介します。
当時の版は当然凸版であり、亜鉛や銅版を感光・腐食して作ったものです。

まずは三色分解のカラー印刷、いわゆる原色版印刷の見本です。

KRbook1927_007.jpg


KRbook1927_008.jpg

スキャナーなどない時代ですから、色分解フィルターを使いながら分色版を作って製版していました。

次は同じく二色分解です。

KRbook1927_009.jpg

KRbook1927_010.jpg

続いてはモノクロ写真の150線見本です。
ここでは紹介しませんが、他に133線と60線の見本も掲載しており比較できるようになっています。

KRbook1927_011.jpg

KRbook1927_012.jpg


これは網点を含む写真凸版の見本ですね。

KRbook1927_013.jpg

最後はおそらく線画の凸版だと思うのですが、「木口ツキ彫(電氣版)」という説明が書かれています。
ちょっと調べてみましたがよくわかりません。ご存知の方がいらっしゃったらぜひご教示ください。


KRbook1927_014.jpg

KRbook1927_015.jpg

次回はいよいよ書体見本の紹介です。ご期待ください。


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株式会社からふね屋は大正10年創業の印刷会社です。

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プロフィール

堀尾武史
株式会社からふね屋 代表取締役

昭和36年生まれの丑年
京都生まれ京都育ちの印刷屋四代目社長。
小学1年から大学4年まで剣道にひたすら明け暮れ、一応各年代で全国大会には出場、入賞なども果たす。
同志社大学卒業と同時に親戚の印刷会社で修行、ここで大いにしごかれ現在に至る。
自社にあった活版印刷から写植、フィルム時代を経て現在のDTPまでひと通り印刷については経験、美しい印刷を愛す。
趣味はお酒とアート鑑賞、読書、音楽(JAZZ・ROCK・POP・REGGAE・CLASSICなどオールランド)、TV鑑賞(ガイアの夜明け・カンブリア宮殿・たけしアートビートなどがお気に入り)、ウォーキング。