活版印刷の最近のブログ記事

kappan-event-1.jpg今週の週末の15(土)・16(日)、活版印刷の魅力を伝えようと「カッパンノイベント」が二条駅近くの雨林舎さんの2階で開催されます。

このイベントは京都を拠点にしてイラスト・古本・印刷・ものづくりの分野で発信を続けているメンバーが、「カッパン」をテーマに集合することになり、弊社も縁あって参加することになり、活版印刷(亜鉛凸版)による絵はがき2種類、「四季の彩り」「京野菜」と、1927年(昭和2年)に製作したからふね屋の「営業のしおり」を復刻したポストカードなどを出品・販売いたします。

他にもイラストレーターのナカムラユキさんやモーネ工房さん、カライモブックスさん、
lightverseさんが出展されます。

※クリックで拡大します。

詳しくは、こちらをご覧ください。
 カッパンノイベント01

カッパンノイベント02

カッパンノイベント03

カッパンノイベント04

カッパンノイベント05

カッパンノイベント06


ちなみに今日(14日)の京都新聞の朝刊にも紹介されています。

kyoyoshinbun_1014.jpg ※クリックで拡大します。

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9月5日から2週間にわたり開催した「荻窪活版室 in KYOTO」が無事、昨日終了しました。
期間中には、地元紙の京都新聞さんの市民版にも展覧会のことをご紹介いただきました。

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9月16日(金)京都新聞朝刊

最終日は、LUFTKATZEの平川さん、materialmichemonのタナカさん、コトホギデザインの池上さん、それに西川さんと今回出展されたクリエーターの方もほとんど在廊され、賑やかな一日となりました。

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また、17・18日には、活版ワークショップと活版印刷体験という実際に活字や活版印刷に触れていただく企画もあり、こちらにも多数の方にご参加いただきました。

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18日の活版ワークショップの様子

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ご自分で組んだ版で印刷にチャレンジ

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平川さんがわざわざ東京から運び込んでくださった5号の活字(一部)

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同じく平川さん持参のアダナ印刷機

おかげさまでたくさんの方から「来てよかった」とか「またやってください」というようなお声をいただきました。
出来ればこれからもこのような企画をまた開催したいとおもいます。

最後になりましたが、このような素敵な企画を持ち込み、わざわざ東京からお越しいただいた平川さんをはじめ荻窪活版室の皆様、それに連日ご来場いただいた方々に心より感謝し御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

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今日で中日を迎えた「荻窪活版室in KYOTO」ですが、おかげさまで熱心なお客様に多数お越しいただき賑わっています。

17・18日に予定している「活版ミニワークショップ」も8月1日から募集を開始したところ、お盆前には定員に達してしましました。
その後もお問合わせなどもいただいており、急遽ワークショップとは別に新たに9月17・18日に限り先着順で「活版印刷体験」を追加開催することになりました。

この体験は、「活版ミニワークショップ」用にLUFTKATZEの平川さんが持参される卓上活版印刷機で、弊社で以前使用していた亜鉛凸版の中からかわいい動物柄の凸版を選び、お好きな凸版を使ってはがきにご自分で印刷していただきます。

2日とも事前の予約受付はなく、当日先着順で受付させていただきますので、奮ってご来店ください。

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「からふね屋の亜鉛凸版で、活版印刷体験」

創業以来、活版印刷に携わっていた弊社の工場から、
以前実際に使用していた、味のある亜鉛凸版をいくつか選びました。
その中からお好きな絵柄で印刷体験をすることができます。

日時:9月17日(土) 16:00~18:00
      18日(日) 16:00~17:00

※一時間で6~7人が定員

体験料:ハガキ3枚 500円
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5月にこのブログでもご紹介させていただいた荻窪活版室
2日間だけの開催にもかかわらず、300人ほど動員したこのイベントが9月に京都にやってきます。
しかも会場は弊社1階のGALLERY&SHOP唐船屋

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荻窪活版室 in KYOTO Karafuneya

会期:2011年9月5日(月)〜18日(日)
午前9時〜午後6時
10日(土)・11日(日)・18日(日):午前11時30分〜午後5時

会場:GALLERY & SHOP 唐船屋
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荻窪活版室出展メンバーの一人、LUFTKATZE・平川さんの商品をGALLERY&SHOP唐船屋でオープン以来取り扱わせていただいていたのと、弊社が創業以来活版印刷に携わっていたことから、今回のご縁がつながり京都巡回展の運びとなりました。

今回の展示では5人の出展者がそれぞれ活字と印刷の魅力を伝えようとデザイン・製作した印刷作品と組版を展示するほか、紙メーカーさんの協力で様々な紙に活版印刷で実験したものも展示予定です。

さらには9月17日(土)・18日(日)の両日には、東京からわざわざ運んできた5号活字(ひらがな・カタカナなど)と印刷機を使って、活字を「拾い」、「組んで」、印刷機で「刷って」、栞をつくる活版ミニワークショップも開催されます。

また、期間中は出展メンバーの作品も販売するほか、唐船屋オリジナルの絵葉書や団扇も併せて販売します。

すでに荻窪活版室のサイトでこの京都巡回展の詳しい情報がアップされていますので、出展メンバーや東京での開催の様子はこちらのサイトを是非ご覧ください。

twitterでも最新情報が送られています。→   @ogikubokappan

なお、活版ミニワークショップの申込は明日8月1日(月)より受付を開始されます。お問合わせやお申込は、下記メールアドレスまでお願いいたします。
各日とも定員4名ですので、お早めのお申込をおすすめします。(注:弊社ではお申込は受け付けていません)

ワークショップお問い合せ・お申込:ogikubokappan@gmail.com

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8回に渡って弊社の1927年製の営業用印刷見本帳をご紹介してきましたが、いよいよ今回が最終回の「欧文書体編」です。

この見本帳には欧文書体の種類が非常にたくさん用意されています。
活版印刷の場合、文字を組むためには大量の活字が必要になりますが、文字の種類が膨大な和文にくらべて、欧文書体は1つの書体で必要な文字数が絶対的にすくなく、当時もその分書体のバリエーションはたくさん持つことができたのだと思います。

それでは、今回も全種類の書体を見ていただこうと思います。

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いつの間にか7回目まできてしまった弊社の1927年製「営業のしおり」の紹介ですが、今回は挿絵用イラストのページをご覧いただきます。
どの絵も大正から昭和初期の香りを伝えるようなレトロ感溢れるものばかりですので、今回も全ページの画像をアップします。

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ところで今ご紹介した画像の中で3番目のページにはからふね屋のマークを彷彿とさせるような船のイラストがいくつかあるのですが、その中でも

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このイラストとまったく同じ絵が、ノーベル書房より昭和50年ごろに出版された「竹久夢二・誌画集シリーズ」の表紙に使われているのです。

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この本は、弊社の社員がたまたま古本屋さんで口絵に「唐船屋」と屋号の入った絵が載っていたので買ってきたものですが、

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何度かご紹介しているように、からふね屋という名前の由来は弊社初代社長・堀尾幸太郎が、一時京都に在住していた竹久夢二と親交があり、それで彼の絵の中にある屋号を社名にしたと伝え聞いているのですが、そうするとこの見本帳の中のイラストも何点かは竹久夢二の絵である可能性が高くなってきました。
またそう思って見てみると、同じころ京都で活躍された小林嘉一風に見えるイラストもあり、想像は膨らむばかりです (^_^;

件の絵も船の左右にあるGとYのイニシャルは何を意味しているのかなど、不明なことばかりですが、夢二の研究家の方にもこの見本帳の絵を見てもらったりしていますので、また何かわかったらこのブログで紹介します。



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弊社製作の1927年の活字見本帳から今回は「装飾花形・飾り罫」のページをご紹介します。
オフセット印刷の時代と違って、活版印刷はデザインワークとしては出来ることが限られていましたが、そんな中で装飾花形や飾り罫はデザインにアクセントを付ける上で重要なアイテムだったと思います。
どれもこれも美しい花形や罫線ばかりなので、少し画像点数は多くなってしまいますが、全ページを掲載します。
個人的には最後の載っている指差しの花形がお気に入りです。


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次回は、挿絵・イラスト編を紹介しますが、ちょっとしたサプライズもあります。
ご期待ください。




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前々回の「明朝体」、前回の「ゴシック体」に続き、今回は弊社1927年製「営業のしおり」から「楷書体」「草書体」「隷書体」を紹介します。
ゴシック体編でも述べていたように、この見本帳が作られた当時は書体は明朝体とゴシック体のみでほとんど構成されていたようで、ここに紹介する「楷書体」「草書体」「隷書体」まで揃えている印刷所は比較的少なかったようです。
特に「草書体」はかなり文字をくずした書体のため、読める人が限られていて、現代のデジタルフォントでもほとんど見当たらず、非常に珍しい書体だと思います。

ちなみに「楷書体」は二号から六号まで、「草書体」と「隷書体」はそれぞれ二・三・五号が掲載されています。
いずれの書体も活字書体がもともとは書き文字から起こされたものであることを色濃く感じさせる美しいフォルムで、現代のデジタルフォントとは明らかに一線を画しています。

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今回は弊社の1927年製活字見本帳「営業のしおり」からゴシック体を紹介します。

そもそもゴシック体は欧文のサンセリフ体の影響を受けて生まれた比較的歴史の浅い書体ですが、活字全盛の時代には、ほとんど明朝体とゴシック体のみで文字は組まれており、その中でも明朝は本文用、ゴシックは見出しや強調用にと使い分けられており、その流れは書体が多様化した現在でも引き継がれています。

そんな中で弊社の見本帳にはゴシック体と丸ゴシック体の2種が、それぞれ初号〜七号まで掲載されています。
いずれも活版印刷の特徴と相まって、現代のゴシック系の文字以上に力強さや迫力が感じられる書体です。

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弊社の1927年製「営業のしおり」のご紹介も早3回目、今回からはいよいよ活字の書体見本のページをご覧いただきます。
当時使っていた活字がどのメーカーさんのものか残念ながら記録には残っていないのですが(下の画像をみてわかる方がいらっしゃったら是非ご一報ください)、おそらくこの時代の活版印刷工場としてはかなり豊富に書体は持っていたのだと思われます。

それではまず明朝体からです。
明朝体は初号〜7号まで見本帳に掲載されています。

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例文に漢詩や小説、随筆、短歌など号数ごとに異なるコンテンツを使うなどなかなか凝っています。
またいずれの文字組も非常に美しく、印刷ムラやかすれ、凹みなどもみられず、印刷職人の技術の高さが見受けられます。

次回はゴシック体をご紹介します。



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からふね屋

株式会社からふね屋は大正10年創業の印刷会社です。

からふね屋が運営している「紙と印刷」製品のショップです。

からふね屋の自費出版部門です。

1本からオリジナル扇子をつくることができます

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プロフィール

堀尾武史
株式会社からふね屋 代表取締役

昭和36年生まれの丑年
京都生まれ京都育ちの印刷屋四代目社長。
小学1年から大学4年まで剣道にひたすら明け暮れ、一応各年代で全国大会には出場、入賞なども果たす。
同志社大学卒業と同時に親戚の印刷会社で修行、ここで大いにしごかれ現在に至る。
自社にあった活版印刷から写植、フィルム時代を経て現在のDTPまでひと通り印刷については経験、美しい印刷を愛す。
趣味はお酒とアート鑑賞、読書、音楽(JAZZ・ROCK・POP・REGGAE・CLASSICなどオールランド)、TV鑑賞(ガイアの夜明け・カンブリア宮殿・たけしアートビートなどがお気に入り)、ウォーキング。