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2011年に竹尾さんから発売されているてまりに昨年秋、明るい色合いのさわやかな限定色が登場しました。(画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。)

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temari_blue-yellow.jpg 水黃(50kg・90kg)

temari_yellow-white.jpg 紋黃(50kg・90kg)

「てまり」はもともと、色糸をくるくると回転させながら紙に抄き込んだファンシーペーパーで6つの色バリエーションがありました。

temari_red.jpg 朱(50kg・90kg)

temari_white.jpg 白(50kg・90kg)

temari_silver-gold.jpg 金・銀(50kg・90kg)

temari_gold-white.jpg 金・白(50kg・90kg)

temari_silver-white.jpg 銀・白(50kg・90kg)

temari_pure-white.jpg 純白(90kg)

奉書のような和紙系の紙に朱や金、銀などの糸が紙の表面より盛り上がって抄き込まれているため、水引や熨斗のようにおめでたい感じがして、慶事用の封筒や掛紙の用途に最適な紙です。

抄き込まれた糸は、アトランダムになっているため、同じ位置に糸が入っているものは2枚とありません。
ただし、印刷適性はあまり高くなく、純白を除く90kgのオモテ面のみ単色でのオフセット印刷が可能だということです。

因みに弊社でも「てまり」を使って、GALLERY&SHOP唐船屋のオリジナル商品として、ぽち袋をつくり、販売しています。

temari_004.jpg 商品コード:19046  いろいろかみのぽち袋 てまり

ところで、昨年秋に発売になった「水黃」と「紋黃」色は限定生産のため、在庫がなくなり次第販売は終わりますが、今後も毎回異なるデザイナーと様々な糸色の組み合わせが提案される「てまりコレクション」として随時新色が発表される予定だそうなので、楽しみに待ちたいと思います。
また、糸色の組み合わせを選べる「てまり」の別注も可能だそうです。




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2月は仕事以外のことでも特に週末がいろいろ忙しく、最初の週末はこのブログでもご紹介したように、吉田神社の節分祭で河道屋のれん会の年越しそばのお手伝い、先週末は知り合いの方のご長男の結婚披露宴があり、今週末も、まず土曜日は京都国際会館において、同志社校友会大懇親会というイベントが行われ、参加してきました。

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同志社の卒業生の集まりである校友会が主催するはじめての全卒業生を参加対象とした懇親会で、村田学長による基調講演と校友会会長や副会長などのOBと学長によるパネルディスカッション、それに立食形式の懇親パーティーが開かれ、卒業生と現役学生合わせて約2,200人が交流を深めました。(京都新聞電子版記事はこちら

そして明けて翌日の今日は、第3回目の京都マラソン2014が西京極総合運動公園をスタート、平安神宮前をゴールに約16,000人が参加して開催されました。
私が所属する京都ライオンズクラブが、ゴール地点の更衣場に指定されたみやこめっせ会場内に特設された足湯ブースを提供する関係でお手伝いに出向きました。

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ゴールされた参加者の方々が続々と更衣のために用意されたスペースに入ってこられます。

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スタートから4時間近くたつと更衣スペースも沢山の方々で埋まってきました。

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足湯の方にも皆さん続々と足を運ばれ、疲れた身体を温めて癒やされています。

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おかげさまで沢山の方々にご利用いただきました。
皆様本当にお疲れ様でした!

因みに、同じ更衣スペースには、完走ゴールした人が、直後に舞妓さんといっしょに写真撮影できるというサービス(有料)も行われていて、こちらは足湯以上に大盛況で、撮影待ちの超長い行列ができていました。


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先週は、河道屋のれん会の節分年越しそばのお手伝いで忙しく、ブログが更新できませんでした。
二週間振りの今回は、昨年10月に販売開始された王子エフテックス社のモフルという紙の新商品の紹介です。

実は、この紙は昨年このブログでご紹介したエフテックスエキシビジョンという平和紙業さんが主催する紙の展覧会で発表され、そのときに見本などもいただいていたのですが、ご紹介のタイミングを逃してしまい、いまさらの記事になりました(苦笑)

このモフルは、かわいい動物の毛並みのように優しく、温かみのある風合いと手触りが特徴で、指先でそっとなでてみると、「モフモフ」とした体を触っているみたいな感じがする、というのがメーカーの売り文句です。
銘柄名は、その「モフモフ」した感触と、紙に縦の目を付ける毛布に由来しているそうです。

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確かに実物を見ると、最近の紙の新商品の傾向であるナチュラル指向の温かみを感じさせるソフトな風合いで、紙色の名前も女性に好まれそうなお菓子のようなファンシー調の名前が付けられています。

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また、表面と裏面で紙のテクスチャが違うのも特徴のひとつで、表面はいわゆる地合いくずしのモヤっとした質感で柔らかさを強調し、裏面は毛布でつけたというこちらの柔らかなレイド(簀の目)模様が入っています。

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さらに、これも最近はやりの嵩高で低密度の紙なので、薄物は微妙に透け感があり、かつ斤量メリットもあるので見た目のナチュラルな印象とマッチした環境にやさしい紙だとも言えます。(FSC®認証紙)

紙のバリエーションは、斤量が、60kg、90kg、110kg の3種類、色は、ミルク、バニラ、セサミ、キャラメル、ショコラ、シトロン、ペシェ、ソルベ、ローズ、プルーン、ピスタチオの11種類(但し110kgはミルクとバニラのみ)です。

用途として考えられるのは、60kgの厚みなら包装紙や便箋・一筆箋・メモ帳など、90kgは本の見返し、封筒と便箋のレターセットなど、110kgなら名刺やショップカードも可能だと思います。


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京都には老舗のお店が本当にたくさんあって、それぞれに伝統ある商品が長きに渡り人気を集め、今も地元の方にも観光客の方々にも愛され続けています。

そしてそれらの商品を包む包装紙にもそれぞれデザインが凝らされていて、しかもそのデザインは長い間変わること無く引き継がれていますので、ひと目包装紙をみただけでどこのお店の商品かがすぐに分かってしまうほどです。

今回ご紹介する総本家河道屋様も亨保年間に創業され、約300年近く営んでおられる「蕎麦ほうる」というお菓子とお蕎麦を商われている老舗のお店です。

元禄の頃は、菓子屋の副業として蕎麦屋も営む所が多かったそうで、その後江戸中期ごろに菓子屋と蕎麦屋に分かれていくところが多いのですが、総本家河道屋様は今も菓子屋と蕎麦屋の両方という古い形態を守られています。

弊社では総本家河道屋様からは、銘菓「蕎麦ほうる」の包装紙やシール、掛紙、栞、それに季節の案内状などを長きに渡り承っています。

いずれのアイテムも老舗にふさわしく、昔から変わらぬデザインを長く受け継いでいますが、特に内装用の包装紙は、京都の方ならだれでも河道屋さんの「蕎麦ほうる」の包装紙とわかるほど親しまれています。

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この包装紙の原紙も筋入りの色ハトロン紙に、独自の透かし模様が入っている別注品です。

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包装したときに美しく文字や絵柄が収まるようにレイアウトも商品のサイズごとに調整してありますので、別注の原紙から別々に断裁してサイズごとに印刷をしています。

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また、以前は印刷もすべて活版印刷でしたが、弊社の活版印刷工場の閉鎖後は、オフセット印刷に移行しています。

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※活版印刷時代の版

ところで河道屋様といえば、このブログでも毎年紹介しているように、今年も吉田神社の節分祭に恒例の「河道屋のれん会年越しそば」出張店を、2月2日(日)・3日(月)の両日、山蔭神社前にオープンします。

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吉田神社の節分祭は、京都の方には非常に親しまれているお祭りのひとつで、毎年多数の方が参拝に来られます。
今年は2日が日曜日のため、いつにもましての人手が予想されます。
私も2日は昼前ぐらいから終わりまで、3日も夕方からはお手伝いにいきますので、右のプロフィール写真の男を見かけたら是非お声がけください。



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今年最初の制作実績紹介は、弊社が古くからお世話になっている花道去風流宗家が発行されている「去風会だより」です。

去風流は、承応年間(1652年~1655年)に丹波出身で京に移り米穀商を営んだ西川去風が、いけばなの流派として創流し、その後七世家元西川一草亭が弟の津田青楓を通じて,浅井忠・幸田露伴・夏目漱石らと親交を結ぶなど流盛を大いに拡大し、以後文人花を代表する流派として知られています。

また一草亭が1930年に創刊した「瓶史(へいし)」は生け花にかぎらず,伝統文化を論じる機関誌となり,文化研究のサロンを形成しました。

現在は、十世家元西川一燈様が流派を継承されており、主に京都と大阪において教室を開かれています。

今回ご紹介する「去風会だより」は平成10年ごろから刊行されていて、現在15号を数える流派の会報誌です。

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それ以前には平成9年まで「去風洞社報」という同じく会報が刊行されていて古くは前述の「瓶史」につらなる歴史ある冊子です。

弊社はいつの頃からかは今となってはわかりませんが、かなり古い時代から去風流の宗家様とはお付き合いをいただいているようで、現に昭和36年以降に発行された「去風洞社報」が何冊か会社に残っています。

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昭和36年ごろの去風洞社報を紐解いてみると、巻頭には新村出先生が寄稿(昭和40年の号まで寄稿されています)、また一草亭さんの弟の津田青楓さんや一草亭さんのお弟子さんでかつ夏目漱石の門下でもあった方の随筆が掲載されていて当時の文人文化が垣間見え、歴史の重みを感じます。

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このように歴史と伝統ある会報誌のお仕事をお手伝いさせていただいていることに感謝し、これからも少しでもお役にたてるよう頑張っていくたいと思います。

製作スタッフ
営業担当:井上克美
DTP担当:南北由美(からふね屋)
印刷管理:株式会社からふね屋

仕様
判型:B5判 16P
紙質:ニューVマット 4/6判 90kg
印刷:4/1C印刷
製本:無線綴じ

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穏やかな天気のうちにお正月も終わり、平常通りの業務に戻りつつありますが、ここで昨年1年のブログ「印刷見聞録」を振り返って、みなさんからいただいたFacebookの「いいね」の数をもとに、ランキングを選んでみました。

まず第10位から、

第10位 20いいね! 【制作実績紹介】「立春」色紙

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この記事のおかげか、今年は色紙のご注文やお問合わせをたくさんいただきました。


第9位 22いいね! 大豆油インキはどこへいった?

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最近はあまり話題にならない大豆油インキのことを取り上げたのですが、意外と「いいね」が多くて、やはり環境問題は根強い関心があることを再認識しました。


第9位 22いいね! 映画「世界一美しい本を作る男」

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つい最近の話題ですが、私も実際にこの映画を観ましたが、ロードムービーとしても楽しめる面白いドキュメンタリー映画でした。


第7位 23いいね! 平和紙業 エフテックス エキシビション in 京都

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珍しく京都で開催された紙の展示会の話題でした。


第6位 33いいね! 【制作実績紹介】茶道文化検定 ポスター・チラシ・広告

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今年は意識的に弊社の制作実績を紹介させていただいたのですが、その中からベスト10入りした中のひとつです。


第5位 34いいね! 【製作実績紹介】池田瓢阿 父子竹芸展

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こちらは竹芸の池田瓢阿先生父子展の展覧会の図録と案内はがきの製作実績紹介でした。


第4位 38いいね! 【レポート】第1回紙専門商社 見学&勉強会

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6月に平和紙業さんと松村洋紙店さんのご協力で開催した見学会&勉強会の報告をまとめた記事です。


第3位 43いいね! 【製作実績紹介】Monster Project 2012

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製作実績紹介の中で一番上位にきたのが、この京都造形芸術大学 大学院・油画コース研究室の2012年度に行われた『Monster Project』について研究報告書でした。


第2位 48いいね! 紙専門商社 見学&勉強会のお誘い

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見学会&勉強会の記事はこの募集記事と第4位のレポート編の2つがランクインして非常に反響があったので、是非今年もなんらか形でこのような催しも開きたいと思います。


第1位 100いいね! 年賀状デザイン 人気ランキング発表!

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昨年1年のブログ記事への「いいね」数ランキングの栄えある第1位は年賀状デザインの人気ランキング記事でした。
Facebook広告に載せたこともあって断トツの100いいねを集め、実際に年賀状の新規受注にもつながりました。

このランキングを十分参考にして、今年もますます「いいね」がたくさんいただけるような記事をアップしていきたいと思いますので今年も皆様よろしくお願いいたします。

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謹んで新春のおよろこびを申し上げます。

旧年中は皆様には大変お世話になりました。
本年も相変わりませず何卒よろしくお願いいたします。

本日6日(月)より平常通り営業を開始しました。
ブログ「印刷見聞録」もおかげさまで2007年1月の開設以来7年目の正月を迎えました。
1週間に1度の更新ペースですが、気がつけば記事数も390を超え、アクセス数も年々増えており、毎日のようにお問合わせもいただけるようになりました。

今後もなんとかこのペースは維持して、できるだけ皆様のお役に立てる記事を提供できるよう努力してまいる所存ですので、今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。


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早いもので2013年も残すところあと3日になり、弊社も本日28日が本年最後の営業日となりました。

今年も決して平坦な道のりではありませんでしたが、なんとかつつが無く1年を終えることができました。
これもひとえにお得意様のご愛顧とお取引様のご支援のおかげと厚く御礼申し上げます。

来る年も少しでも皆様のお役にたてるよう、社員一同さらに精進を重ね、努力してまいる所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、年末・年始は、

12月29日(日)〜1月5日(日)

の間、休業させていただきます。

なお、GALLERY&SHOP唐船屋もこの期間は閉店いたしておりますが、オンラインショップは休まず営業しています。

但し、上記の期間にいただいたご注文商品の出荷は1月6日(月)以降となります。
予めご了承ください。

最後になりましたが、皆様にとって来年が良いお年であることを心より祈念いたしております。


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相変わらず活版印刷ブームのようで、この頃は新聞やTVでも取り上げられ、しばらくはこの人気は続きそうです。
その活版印刷の魅力の一つに、活字や凸版の印圧によって生じる微妙な凹みが挙げられます。

凹んでいるほど喜ばれるなど昨今は本来の姿とは違う方向性で尊ばれていますが、その延長線上で、箔押しや空押しなどのホットスタンプも同じように最近人気があります。

今回紹介する平和紙業が取り扱う王子エフテックスのOKフロートOKムーンカラーは、熱をかけながら空押しをすると、凹むとともに押した部分が若干変色する特徴をもった紙なのですが、OKフロートは発売以来20年以上も経つ紙であり、そのOKフロートにパール加工を施したOKムーンカラーもその5年あとに発売された紙ですので、どちらも新しい用紙ではないのですが、最近になって注目を集めています。

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OKフロートやOKムーンカラーには「スチレンウッドパルプ(SWP)」という合成繊維が紙の中に漉き込まれており、そのため熱(150℃程度)をかけながら3mm版で空押しすると、その部分が上記のようにやや色が変わり、薄い斤量のものだと少し透けた風でもあり。そのため、普通の空押しに比べ、押しの効果が高く感じられます。

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またOKムーンカラーはさらに表面にパール加工が施されているので、パール効果と相まって、より高級感が高まります。

ちなみに同じくスチレンウッドパルプ(SWP)を配合して同様の効果を生み出す紙として竹尾の「パチカ」などがあります。
ただ、それぞれSWPの配合率が違うため、通常のオフセット印刷への適正には差があるようです。

具体的にはパチカの方はSWPの配合率が高いため多色刷りやベタ面積の広いものは向かず、文字1色の印刷程度が限界のようですが、OKフロートの場合は印刷適性や折り加工適正もそこそこあるようです。

紙のバリエーションは、OKフロートの方が斤量が63kg 、90kg、120kg、170kg、210kg、色はホワイトをはじめ16色あります。

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一方OKムーンカラーは、斤量が90kg、120kg、170kg、210kg、色はアイボリースキン、ペールグリーン、ライトパール、ホワイトの4色です。

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このブログで映画の紹介は初めてですが、実は珍しく印刷がテーマになった映画が現在日本国内で上映されていて、しかも結構評判が良くて、思わぬロングラン興行になっているのです。

その映画とは「世界一美しい本を作る男ーシュタイデルとの旅ー」というタイトルのドキュメンタリー映画で、「世界一美しい本を作る」と称されるドイツの小さな出版社シュタイデルの経営者ゲルハルト・シュタイデルの本造りの日々を追った作品なのですが、最初は東京・渋谷で単館で1日1回だけ上映の地味な映画だったのですが、なぜか人気を集め、1日3回上映になりしかも最終のレイトショーでは立ち見が出るくらいの盛況になり、とうとう全国に巡回で上映されるほどになっているのです。

この映画の主人公のシュタイデルはもともと印刷所に勤めていた父をもち、グラフィックデザイナーを経て、故郷のドイツ・ゲッティンゲンに出版と印刷を生業とする会社を起こし、以来その印刷のクオリティーの高さと丁寧な本造りで錚々たる写真家や作家の信頼を勝ち取り、今では有名写真家が作品を出版する為に何年も待ち、扱うのはノーベル賞作家の新作からシャネルのカタログまでと幅広く、世界中にシュタイデル社の本のコレクターがいるそうです。

そしてシュタイデルの仕事術の特徴は

  1. クライアントとは直接会って打合せをする
  2. 全工程を自社で行い品質を管理する
  3. 「商品」ではなく「作品」をつくるつもりで仕事に臨む

そのためシュタイデル自身が世界中を旅して自らアーティスト達と綿密な打合せを繰り返し、自社に戻れば収録する作品、使用する紙、インクの選定まで徹底的にこだわる妥協のない作業で、"本"自体を作品へと昇華させていくその姿が、なにかと効率重視のビジネスモデルが偏重される今の時代に、業種の関わりを超えて注目されて映画の人気につながっているようです。

この映画は現在ちょど京都のみなみ会館で上映中で、私も来週観にいく予定なのですが、ちょうど今日、宝塚メディア図書館というところで写真表現大学の授業の一環として特別公開講座が開かれ、写真評論家の飯沢耕太郎さんからシュタイデル社の写真集についてや写真集というメディアの可能性についての話が聞けるということだったので、休日を利用して行ってきました。


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ちなみに宝塚メディア図書館は、阪急今津線の逆瀬川駅のすぐ近くにあり、写真・美術・デザイン・音楽・サイエンスに関する国内外の写真集・作品集・展覧会カタログ・評論集・雑誌・ビデオ・CD・DVDなど約33,000点を蔵書・一般公開されている、アートとサイエンスを融合した専門図書館としてのパイオニアだそうです。

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宝塚メディア図書館にはシュタイデル社の本も収蔵されているので、飯沢さんからスライドを使ってそれらの写真集を見ながらその魅力の解説を聞いたり、日本の写真集や写真家の世界における評価や位置づけ、それに写真集というメディアのこれからの可能性など興味深い話が聞けて、ますます映画を見るのが楽しみになりました。

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からふね屋

株式会社からふね屋は大正10年創業の印刷会社です。

からふね屋が運営している「紙と印刷」製品のショップです。

からふね屋の自費出版部門です。

1本からオリジナル扇子をつくることができます

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プロフィール

堀尾武史
株式会社からふね屋 代表取締役

昭和36年生まれの丑年
京都生まれ京都育ちの印刷屋四代目社長。
小学1年から大学4年まで剣道にひたすら明け暮れ、一応各年代で全国大会には出場、入賞なども果たす。
同志社大学卒業と同時に親戚の印刷会社で修行、ここで大いにしごかれ現在に至る。
自社にあった活版印刷から写植、フィルム時代を経て現在のDTPまでひと通り印刷については経験、美しい印刷を愛す。
趣味はお酒とアート鑑賞、読書、音楽(JAZZ・ROCK・POP・REGGAE・CLASSICなどオールランド)、TV鑑賞(ガイアの夜明け・カンブリア宮殿・たけしアートビートなどがお気に入り)、ウォーキング。