echizen_okamoto01.jpg

先月、産地問屋の社長さんのご案内で、福井県越前市の越前和紙の産地を視察してきました。

越前和紙は1,500年という長い歴史があり、また全国でも唯一の紙祖神「川上御前」を祀る岡太神社を護り、連綿と今日まで紙漉き、和紙づくりを営んできています。

その技術と品質は日本全国に数ある和紙産地の中でも最高といわれ、室町時代から江戸時代にかけては「越前奉書」や「越前鳥の子紙」は公家・武士階級の公用紙として重用され、全国に広まるとともに、現代では「格式ある」紙として各種の証券や証書などに用いられるほか、多くの著名な日本画家などからは、画紙として愛用されています。

この日は、まずはお昼ごはんに「越前そば」(写真を撮るのを忘れました)をいただいてから、和紙づくりを営む五箇(大滝町・岩本町・不老町・新在家町・定友町)の鎮守である岡太神社・大瀧神社にお詣りしました。

echizen_okamoto02.jpg

前述の通り、このお社は、里に紙漉きの技術を伝えたといわれる川上御前を祀り、神体山である権現山の山頂にある奥の院とそのふもとに建つ里宮から成り、里宮は、江戸時代後期の社殿建築の粋を集めて再建されたもので、昭和59年国の重要文化財に指定されました。

echizen_okamoto03.jpg

こちらの春と秋の祭礼は五箇の里を挙げてのお祭りだそうで、特に毎年ゴールデンウィークにある春の例祭は「神と紙の祭り」と呼ばれ県の無形民族文化財にも指定され、大変賑わうそうです。
是非今度はその時期に合わせて伺いたいものです。

さて、いよいよ視察を開始し、まずはご夫婦で手漉き奉書を生産されている山口荘八さんの工房にお邪魔しました。

ちょうど昼休みが終わり、午後の作業が始まったところでした。
この日の作業は透かし文字入りの証書を漉いておられました。

echizen_yamaguchi01.jpg

まずは原料を漉舟(すきふね)の中で撹拌します。

echizen_yamaguchi03.jpg

そして抄紙つまり紙を漉く作業です。
水中にちらした紙料を簀桁(すげた)で漉くっていきます。

echizen_yamaguchi05.jpg

予定した厚さになると桁から簀をはずして、湿紙(しとがみ)と呼ばれる漉きたての紙を重ねてゆきます。

echizen_yamaguchi06.jpg

このあとこのまま一晩おいて水切りの後、「圧搾(あっさく)」という作業で余分な水分を取り除き、干し板に貼り付けて乾燥させます。

つづく・・・・

参照サイト:福井県和紙工業協同組合 「越前和紙®」
      越前和紙の里



にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

IMG_1653.jpg

お年玉付年賀はがきの発売は111日(火)からですが、弊社では来る丁酉(ひのととり)歳オリジナルデザインの年賀状の販売を開始しました。

2017_nengaleafret.jpg

私製はがき(白ケント紙)であれば今からでもすぐご注文をお受けいたします。

なお弊社では、ご注文をいただいてから図柄も含めて印刷いたしますので、納期は10日〜2週間ほどかかります。


また、1215日の年賀状投函の受付開始前後は非常に注文が混み合いますので、できるだけ早目のご注文をおすすめいたします。


価格や発注方法など詳しくは弊社ウェブサイトに特設サイトを用意しておりますので、下記リンクからご参照ください。


からふね屋2017年オリジナル年賀状特設サイト


尚、この商品は受注生産品ですので、オンラインショップでは取り扱っておりません。

若干数ですが、現物見本もご用意しております。

現物見本をご覧になりたい方は下記までお問合せください。

但し、品切れの節はご容赦ください。

メールinfo@karafuneya.com

電話075-761-1166

FAX075-771-8539

 


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

washibook001.jpg

グラフィック社から刊行されている雑誌「デザインのひきだし」の最新号が和紙特集とのことでしたので、アマゾンで予約購入したところ早速に先週届きました。

前回もこの印刷見聞録で紹介させてもらったデザインのひきだしVol.22も紙の大特集で和紙もたくさん紹介されていたのですが、今回の特集はずばり「和紙」ということで、なんと本自体がすべて和紙に印刷されていました。

washibook002.jpg
※表紙は天然楮の麻の葉とプレーンな和紙の貼合の紙を使用

その他にもいつものようにふんだんに紙見本や印刷・加工サンプルが綴じ込まれていて、ほんとうに採算はあっているのだろうかと心配になってしまいます(笑)。

washibook003.jpg
※大量に綴じ込まれている付録の和紙実物見本の目次ページ

washibook004.jpg
※なんと耳付和紙印刷のラベル紙の実物サンプルまで付いています。

ちょうど今週、問屋さんにお願いして案内してもらい越前和紙の視察に行くところでしたので、まずはこの本でしっかり予習をしていきたいと思います。

越前和紙の視察については、またこの印刷見聞録でご報告します。




関連エントリー
印刷用紙事典 エアラス
【印刷用紙事典】番外編 紙つなげ!彼らが本の紙を造っている
【印刷用紙事典】番外編 デザインのひきだしVol.22
印刷用紙辞典 D'CRAFT
印刷用紙辞典 てまりコレクション
印刷用紙事典 モフル
印刷用紙事典 OKフロートとOKムーンカラー
印刷用紙事典 ポルカとブンペル
【印刷用紙事典】番外編 マイクロメーター
印刷用紙事典 モンテルキア
【印刷用紙事典】タントとまんだら
【印刷用紙事典】ケナフペーパーがなくなる!?
印刷用紙事典「モンテシオン」
印刷用紙事典「マットコート」
印刷用紙事典「ヴァンヌーボ」
印刷用紙事典「書籍用紙」
印刷用紙事典番外編「takeopaper.com」
印刷用紙事典「アラベール」
印刷用紙事典番外編「紙名手配」
印刷用紙事典「アート紙」
印刷用紙事典「和紙」
印刷用紙事典「ミラーコート紙(キャストコート)」
印刷用紙事典「ユポ紙(合成紙)」
印刷用紙事典「上質紙」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

shingyoji001.jpg

印刷見聞録で恒例になった秋の京都・岡崎一帯のアート情報ですが、今年は伊藤若冲が生誕300年を迎えるということで、若冲が生まれ、生涯を過ごした京都ではたくさんの記念イベントが開催されています。

弊社から徒歩1分の東山仁王門の交差点に面する道源山信行寺さんでは、昨年の秋、京都非公開文化財特別公開ではじめて若冲の最晩年の傑作といわれる「花卉図(かきず)天井画167図」を公開されましたが、今年も生誕300年記念イベントとして1日限りの講演及び鑑賞会ともに3日間のみ特別公開されます。

信行寺「花卉図天井画」の鑑賞と講演会

日時:平成28年11月10日(木曜日)
   午前の部 午前10時~正午
   午後の部 午後1時30分~午後3時30分
講演:岡田秀之氏(MIHO MUSEUM学芸員)
料金:1000円
主催:京都市

場所:信行寺(〒606-8352 京都府京都市左京区北門前町472)

「花卉図天井画」特別公開

開催日:平成28年11月11日(金曜日)~11月13日(日曜日)
開催時間:午前9時~午後4時(受付終了)
拝観料:800円
主催:信行寺

shingyoji002.jpg

鑑賞と講演会は事前に申し込みが必要で、10月5日から京都いつでもコール(京都市市政情報総合案内コールセンター)で受け付けています。詳しくは京都市のサイトをご覧ください。
3日間の特別公開の方は事前申込は必要ありませんが、昨年の公開のときも朝からすごい行列ができましたので、今年も大変な混雑が予想はされます。

また近所の京都市美術館では同じく若冲生誕300年記念イベントとして若冲の京都 KYOTOの若冲展が10月4日(火)から開催されます。

jyakutyu.jpg


若冲の京都 KYOTOの若冲

日時:10月4日(火)〜12月4日(日)(月曜休館・但し10月10日は開館)
開館時間:9時〜17時
会場:京都市美術館(岡崎公園内)

あの若冲ブームの火を付けた2000年京都国立博物館で開催された若冲没後200年の特別展覧会を企画・監修した若冲研究の第一人者である狩野博幸氏が再び監修を務められる展覧会だけに期待が膨らみます。

そして、散策のおついでにはぜひGALLERY&SHOP唐船屋にもぜひお立ち寄りください(笑)

shop.jpg



にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

DSC_0067.jpg

今年で18年目
今年も無事淡交社様の出版目録を無事納品させていただきました。
この出版目録を弊社は1998年から20年近く毎年ご発注いただいております。

また、2007年版からは表紙のデザインも担当させていただいており、これまで10年にわたり製作してきました。

tankosha_mokuroku002.jpg

表紙は特色2色印刷
これらの表紙はすべて特色による2色印刷で表現されています。
弊社では毎年数点のデザイン案を提案し、その中からお客様がお選びいただいたデザインを、カラープルーファー(富士ゼロックスDC1450GA)の2色シュミレーションで出力した色校正紙で色味をご確認いただいたうえで、本番に印刷にすすめています。

tankosha_mokuroku001.jpg
※左がカラープルーファーで出力した校正紙右が出来上がり

2色シュミレーションで色校正
因みに2色シュミレーションとは、データ上ではプロセスカラーのうちの2色(例えばシアンとマゼンタ)で製作したデータを使い、プルーファーのRIP上でそれぞれの色に本番で印刷する特色カラー(DICやPANTONE)のカラープロファイルを当て込み、プロセスカラーのトナーインキのみで特色2色印刷を擬似的に再現する機能です。

上記の画像をごらんいただければわかるように、この機能では予め用意されている特色プロファイルによってかなり正確に色が再現されますので、なかなか通常のカラープリンタなどでは確認しずらく、かと言って校正機や本機を使った色校正では費用がかかり過ぎる特色印刷の色確認が、手軽でかつ安価にできます。

但しすべての特色がプロファイルによって再現可能と言うわけではなく、あくまでもプロセスカラーの掛合わせでつくられたプロファイルですので、彩度の高い色、その他プロセスカラープロファイルを超える色域の広い色、金・銀・パールカラーなどの特殊なインキ色など再現の難しい色もたくさんあります。

製作スタッフ
表紙デザイン:中塚政裕(からふね屋)
本文組版・印刷管理:株式会社からふね屋

仕様
A5縦型 本文132P
並製アジロ綴じ製本
表紙:マットコート 4/6判 135kg宛
本文:セミ上質 60g/㎡
印刷:表紙=2/0C・本文=1/1C

この出版目録の内容は、以下のURLからPDFでもご覧いただけます。
http://www.tankosha.co.jp/pdf/mokuroku2016.pdf

関連エントリー
【製作実績紹介】ヤマコー様プラダンカタログ
【製作実績紹介】京都精華大学 Career book 2015
【制作実績紹介】嵯峨学園様 園児募集ポスター・パンフレット
【制作実績紹介】「利茶土の茶陶」展 ダイレクトメール
【製作実績紹介】去風会だより
【製作実績紹介】茶道文化検定 ポスター・チラシ・広告
【製作実績紹介】新谷ダンス道場 謝恩祭プログラム・チケット
【製作実績紹介】東京ますいわ屋様夏のファミリーセールDM
【製作実績紹介】東山堂様 剣道防具カタログ
【製作実績紹介】総本家河道屋様の復刻本と節分年越しそば
【制作実績紹介】東京ますいわ屋様2011年版カレンダー
昭和7年の南座顔見世プログラムと芸事番組の弊社製作実例
【制作実績紹介】KAVC 1floor フライヤー&ポスター


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

scaner.jpg

スキャニングとは、イメージスキャナー(以下スキャナー)を使って、写真やイラスト、あるいは文字などをデジタルデータに変換して取込む作業のことで、家庭やオフィスでも広く知られているものですが、印刷業界では、DTP以前のフィルム製版時代から馴染みのある製版技術です。

最近は主にオフィスなどでも書類のPDF作成などが一般化してきて、デジタル複合機などにもスキャナーが常備されるようになり、より身近になってきたスキャニングですが、印刷工程では、家庭用でもおなじみのフラットヘッドスキャナーのほか、非常に高品質な色分解ができるドラムスキャナー、それにフィルム専用スキャナーなどを使用してきました。

ただ、昨今のデジタルカメラの普及に伴って、印刷の現場でもカラースキャナーによる色分解作業は急速に需要が減りつつあります。
確かに最近はデジタルカメラの性能も飛躍的に向上していて、写真原稿としてはデジカメで撮影した画像データでもドラムスキャナーでポジフィルムをスキャンしたデータと遜色のない品質になってきていますし、反射原稿の場合もカメラで複写するケースが増えてきています。

そんな中でも、絵画や手描きのイラスト、書作品などの反射原稿のスキャニングA3以下のサイズで、厚みのない原稿の場合は、デジカメ撮影の場合、精度の高い画像データの作成のためにはライティングなどにプロの技術が欠かせないため、フラットヘッドスキャナーの方が効率的ではあり、まだまだ需要があると思います。

一方、フィルムカメラが主流の時代は、透過原稿(ポジフィルムやネガフィルム)を高品質な印刷用の色分解データや、分解フィルムに出力するために必要だったドラムスキャナーですが、メーカーでの新機種の製造はかなり前に終了していて、製版会社や印刷会社に現存するスキャナーの保守サービスも既に打ち切ら、運用に必要な資材関連の供給も途絶えつつあると聞き及んでいます。

SG8060PII.jpg

ドラムスキャナーは現在プロカメラマンや写真家が使われているデジタルカメラでさえかなわない解像度をもっているのですが、使いこなすには専用の熟練オペーレーターが必要で、維持コストも非常に掛かるため残念ながら10年以内には絶滅する運命でないでしょうか?

弊社では、絵画やイラスト、書画作品のデジタルデータ化の場合、作品の状況に合わせて、スキャナーによるスキャニングや、デジタルカメラによる複写撮影など、後の印刷工程との兼ね合いも鑑みながら、ケースバイケースで適性な方法をお客様にご提案しております。


関連エントリー
今さら聞けない印刷用語集 その1「くわえ」
今さら聞けない印刷用語集 その2「ダブルトーン 」
今さら聞けない印刷用語集 その3「版下」
今さら聞けない印刷用語集 その4「取り都合」
今さら聞けない印刷用語集 その5「付け合わせ」
今さら聞けない印刷用語集 その6「トンボ」
今さら聞けない印刷用語集 その7「塗り足し」
今さら聞けない印刷用語集 その8「オーバープリント」
今さら聞けない印刷用語集 その9「ピンホール」
今さら聞けない印刷用語集 その10「経済ロット」
今さら聞けない印刷用語集 その11「クレーム」
今さら聞けない印刷用語集 その12「Mインキ・Sインキ」
今さら聞けない印刷用語集 その13「オンデマンド印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その14「デザイナーとDTPオペレーター」
今さら聞けない印刷用語集 その15「ヤレと予備紙」
今さら聞けない印刷用語集 その16「DICカラーガイド」
今さら聞けない印刷用語集 その17「 色校正」
今さら聞けない印刷用語集 その18「束見本」
今さら聞けない印刷用語集 その19「入稿」と「出稿」
今さら聞けない印刷用語集 その20「罫線」
今さら聞けない印刷用語集 その21「データ入稿」
今さら聞けない印刷用語集 その22「UV印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その23「PDF入稿」
今さら聞けない印刷用語集 その24「プリフライトチェック」
今さら聞けない印刷用語集 その25「校正」
今さら聞けない印刷用語集 その26「著作権」
今さら聞けない印刷用語集 その27「ネット印刷通販」



にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

mame-06-02.jpg

先日、弊社の小売部門GALLERY&SHOP唐船屋のオンラインショップで豆うちわをお求めになったお客様から電話があり、購入した京の豆うちわを郵送したところ、定形外扱いになるため料金不足で返送されてきた、とのご連絡がありました。

詳しくお話をお聞きしたところ、サイズが定形郵便物の要件を満たしていないという理由だったそうなので、少なくともサイズについては定形郵便物の要件を完全に満たしているので、おそらく郵便局の勘違いだと思います、とお答えしました。

弊社では、そもそもこの豆うちわを商品企画した段階で、実際に郵送テストを行ったり、郵便局に確認を取りにいったりと、定形郵便物としての有効性を検証していました。

しかし、実際に定形外であると判断された事例が出た以上、再度調査する必要があると考え、あらためて販売代理店を通じてメーカーに尋ねてみたり、郵便局に問い合わせをしてみたりしました。

結局、念には念を入れて、最寄りの郵便局を通じて、近畿郵政局の一番上まで確認をとった結果、やはり間違いなく今回の豆うちわを入れた透明封筒は、定形郵便物の要件を満たしていることが無事確認できました。

但し、透明封筒の定形郵便扱いに関してはいくつか留意しないといけない点があって

  1. 両面とも透明のタイプは、封筒と封入物の外周部の隙間が1~2mm以下になるサイズの封入物を必ず封入する
  2. 表面の上2/3もしくは1/2が不透明のタイプでも裏面まで透けてみえる透明部分は封入物によって塞ぐ必要がある
  3. 必ず不透明の面に切手を貼り、宛名を書く(もしくは宛名シールを貼る)

などが守られていないと定形外として扱われてしまいます。
要は片面から見て少しでも裏面まで透けて見えてしまう部分があるとアウトだということのようです。

弊社の京の豆うちわの場合は、上記と照らしあわせても片面が全面不透明の上、更にほぼ封筒と同じサイズのボールの台紙が入っていますので、切手と宛名の面さえ間違わなければ完全に定形郵便物の要件を満たしています。

mame-06-03.jpg


ただ、今回の件で少し気になったのは、こういった規定が完全に郵便機構の隅々まで周知徹底がされておらず、今回のお客様からのお問い合せのように時として郵便局側で間違った判断が下されてしまうことです。

また実は弊社が郵便局に問い合わせた過程でも、一旦は正反対の回答が返ってきてしまった局面もありましたので、今後は郵便規定に関する問い合わせについては末端の郵便局で確認するだけでなく、本局やさらにはその上の機関にまで徹底的に確認を取る必要性を痛感しました。


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

HB075_L.jpg

祇園祭が終わったと思ったら、もう立秋も過ぎ、暦のうえでは秋です。
今年も六道さんへご先祖さまをお迎えにいってお盆を過ごし、五山送り火でまた見送ります。

そんなわけで、弊社も8月11日(木・祝)から16日まで夏季休暇を頂戴いたします。

上記の期間中はGALLERY&SHOP唐船屋も閉店いたしますが、オンラインショップは通常通り営業しております。
但し、商品の発送は、10日(水)の午後以降の受注については17日(水)からの出荷となりますのでご了承ください。

なお、17日(水)午前9時よりはGALLERY&SHOP唐船屋ともども平常通りの営業となりますので、引続きご用命のほどよろしくお願いいたします。

また27日(土)は第4土曜ですが、振替出勤となります。


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

最近この印刷見聞録の更新頻度が少なくなり、サボってるな・・・とお思いのそこのあなた!、実はサボっているわけではないのです。(たまにはサボりますが・・・)

実は弊社ではこの印刷見聞録のほかに、4つのブログもしくはブログ形式のサイトを立ち上げて、そのほとんどを最近は私が更新しているので、ひとつひとつの更新頻度がどうしても少なくなってしまっています。

また、FacebookやTwitterで繋がっている方々にはその都度それぞれのブログやサイトの更新のお知らせをしているのですが、この印刷見聞録のみをご覧いただいている方にも他のブログ(サイト)も是非今後はご購読いただきたいと思い、あらためて紹介いたします。

まず最初は、昨年2月から立ち上げた、ウェブやインターネット関連の記事を中心に更新しているブログうぇぶ事始めです。

■うぇぶ事始め  http://karafuneya.com/web/

web_top.jpg

これからウェブサイトを立ち上げようとしている方やサイトのリニューアルをお考えの方を主なターゲットにネット関連の仕組みや用語を解説したり、弊社での制作実例を紹介したりしています。
特にネットやウェブにあまり詳しくない人向けにやさしく、わかりやすく、をモットーに書いています。

次はゆあぶっく

■ゆあぶっく  http://karafuneya.com/your-book/

yourbook_top.jpg

yourbook_01.jpg

こちらは弊社の自費出版支援部門のゆあぶっくを紹介しているサイトで、【制作事例】ではこれまで弊社でお手伝いした自費出版の画集や写真集、絵葉書セット、エッセイなどをブログ形式で更新しています。
本をまとめたいとお考えの方や、画集・写真集を作りたいとお考えの方は是非覗いてみてください。

他には、ふぁん・ふぁん

■たのしい・せんす ふぁん・ふぁん  http://www.karafuneya.com/fun-fan/index.html

fanfun.jpg

こちらは、専用キットを購入して絵を描いたりコラージュしたりしてオリジナル扇子を作ることができるふぁん・ふぁんのサイトで、みんなの扇子というブログ記事では制作実例を紹介しています。

最後にGALLERY&SHOP唐船屋

■GALLERY&SHOP唐船屋  http://www.karafuneya.com/gallery-shop/00/

GS_top.jpg

こちらは、弊社の紙雑貨販売店GALLERY&SHOP唐船屋の休業日のお知らせやメディア掲載情報、取扱いブランド紹介などを随時更新しています。


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

netprinting_image.jpg

最近はテレビコマーシャルを流す企業も出てきて、印刷やデザインの業界以外の方にも認知度が上がってきたインターネットを使った「印刷通販」ですが、実は結構歴史があって、インターネットもデジタルプリプレスも普及していない約30年前には、ポストカードなどに特化して版下とポジフィルムなどの画像原稿を郵送して発注するシステムが既に存在していました。

その後、プリプレス(デザイン・版下作成・製版)のデジタル化の進展と、インターネットの高速化と歩調を合わせて、「印刷通販」は急速に普及してきました。

ところで「印刷通販」の魅力は何と言っても低価格、つまり安い!ということです。
それもアイテムにもよりますが、下手すると通常の印刷の1/5ぐらいもあり得るぐらいの圧倒的な安さで、特にサイズが小さく小ロットでの注文は、まったく通常の印刷では太刀打ちできません。

ネット印刷通販はなぜ安い?!

なぜ、それだけの低価格が実現できるかというと、

  1. ネット受付に特化することで、営業マンなどの人件コストがかからない
  2. 印刷可能なインキをプロセスカラーに限定し、かつ選べる紙の種類もある程度絞ることで複数種類の印刷物を同時に印刷する付合せ効果が高い
  3. 全国から受注できるので大量生産が可能になり、24時間設備を稼動させることができ償却コストが抑えられるともに用紙や版材などの仕入れも大量になるためコストが安くなる
などの理由が挙げられます。

ネット印刷通販のデメリット

ですので、安くて、速くて、24時間いつでも注文できると、良いことずくめのように思える「印刷通販」ですが、もちろんデメリットもまたたくさんあります。

  1. 原則として完全データ入稿が求められる
  2. 再発注(リピートオーダー)のとき色が合わない
  3. 対応できる印刷物の種類や紙の種類、印刷色が限定されている
  4. 印刷通販会社の都合で、突然サービスや価格の変更がある
  5. 機械でできる加工に限定されていて手作業が伴う特殊な加工には対応できない
  6. 色校正をとることもできるが、シビアな色合せは向かないうえ、修正などは自己責任で行わなければならない

1.の完全データとは、イラストレーターやフォトショップなどグラフィック系のアプリで制作され、なおかつ印刷現場の製版・出力システムでエラーにならず正しく出力され、色調もプロセスカラーのオフセット印刷の適性に則って制作された入稿用データのことです。間違いなく、きれいな仕上がりの印刷物に仕上げるためには、このデータ作成にある程度専門的な知識が必要とされます。

2.の理由としては、発注のたびに印刷する機械が違っていたり、他の付合せされる印刷物との兼ね合いによって、どうしても色調や色濃度など色の再現性にバラつきがでてしまいます。そのため、発注のたびに商品の色が違ってしまうケースが避けられません。一方通常の印刷では、原則としてその商品のみを印刷する上、前回の見本と見比べながら調整を行いますので、色の再現性のバラつきが非常に小さくできます。

3.については、ファンシーペーパーなどの特殊紙を選んだり、特色による多色刷りやプロセスカラーと特色の組み合わるなどの指定は印刷通販ではほとんど対応できません。

4.は先に見積りだけサイト上で確認して、そのあと時間を置いて発注しようとした時や、リピートオーダーの時など、その間に価格が改訂されていたり、サービスそのものが無くなってしまっているケースも多々あります。

5.は例えば例えば最後の加工が機械で対応できなくて手仕事が必要なケースなどは、別途加工だけ内職加工屋さんなど別の業者に頼む必要があります。

6.については、2.とも関連するのですが、例えば印刷の立会が必要なようなシビアな色調整を求められる印刷物はもちろん「印刷通販」には発注しないでしょうし、また「印刷通販」の場合は色校正をとった時、その色が気に入らなかったときは自分でデータを修正して再入稿しなくてはならないうえ、それでも本番で思い通りの色にならない可能性も十分にあります。その点通常の印刷であれば、営業やプリンティングディレクターなどが適切なアドバイスをしてくれたり、現場サイドで修整(有料の場合もあります)してくれたりします。

したがって、このようなデメリットを見ていくと、ネット印刷通販に向いた印刷物には、

  • 小ロット
  • 紙質や仕様にあまりこだわらない
  • 単発(リピートが発生しない)で製作
  • 厳密な色合いを求めない

といった条件が当てはまります。

関連エントリー
今さら聞けない印刷用語集 その1「くわえ」
今さら聞けない印刷用語集 その2「ダブルトーン 」
今さら聞けない印刷用語集 その3「版下」
今さら聞けない印刷用語集 その4「取り都合」
今さら聞けない印刷用語集 その5「付け合わせ」
今さら聞けない印刷用語集 その6「トンボ」
今さら聞けない印刷用語集 その7「塗り足し」

今さら聞けない印刷用語集 その8「オーバープリント」
今さら聞けない印刷用語集 その9「ピンホール」
今さら聞けない印刷用語集 その10「経済ロット」
今さら聞けない印刷用語集 その11「クレーム」
今さら聞けない印刷用語集 その12「Mインキ・Sインキ」
今さら聞けない印刷用語集 その13「オンデマンド印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その14「デザイナーとDTPオペレーター」
今さら聞けない印刷用語集 その15「ヤレと予備紙」
今さら聞けない印刷用語集 その16「DICカラーガイド」
今さら聞けない印刷用語集 その17「 色校正」
今さら聞けない印刷用語集 その18「束見本」
今さら聞けない印刷用語集 その19「入稿」と「出稿」
今さら聞けない印刷用語集 その20「罫線」
今さら聞けない印刷用語集 その21「データ入稿」
今さら聞けない印刷用語集 その22「UV印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その23「PDF入稿」
今さら聞けない印刷用語集 その24「プリフライトチェック」
今さら聞けない印刷用語集 その25「校正」
今さら聞けない印刷用語集 その26「著作権」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

前の10件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

からふね屋

株式会社からふね屋は大正10年創業の印刷会社です。

からふね屋が運営している「紙と印刷」製品のショップです。

からふね屋の自費出版部門です。

1本からオリジナル扇子をつくることができます

アーカイブ

最近のコメント

プロフィール

堀尾武史
株式会社からふね屋 代表取締役

昭和36年生まれの丑年
京都生まれ京都育ちの印刷屋四代目社長。
小学1年から大学4年まで剣道にひたすら明け暮れ、一応各年代で全国大会には出場、入賞なども果たす。
同志社大学卒業と同時に親戚の印刷会社で修行、ここで大いにしごかれ現在に至る。
自社にあった活版印刷から写植、フィルム時代を経て現在のDTPまでひと通り印刷については経験、美しい印刷を愛す。
趣味はお酒とアート鑑賞、読書、音楽(JAZZ・ROCK・POP・REGGAE・CLASSICなどオールランド)、TV鑑賞(ガイアの夜明け・カンブリア宮殿・たけしアートビートなどがお気に入り)、ウォーキング。