DSC_0022.jpg

今回は、今年2月に納品させていただいた、笠井季美様の自費出版画集「心の彩Ⅲ」をご紹介します。
笠井様はこのブログでも何回もご紹介しておりますように毎年4月に個展を開催されています。
そしてその個展に向けて製作された新作を額装前に裏打ちのみ施した上で、弊社でスキャニングして、デジタルデータ化しています。

さらにそのデジタル化された作品がある程度貯まった頃に、その中から作品をピックアップして画集としてまとめておられます。

今年は、前回お作りいただいた「心の彩Ⅱ」から4年ぶりの新作画集を弊社にご発注いただきました。
(「心の彩Ⅱ」はこちらで紹介しています。)

DSC_0019.jpg

DSC_0018.jpg

DSC_0017.jpg

DSC_0016.jpg

DSC_0015.jpg

用紙も含めて、基本的には前回の画集の仕様を踏襲しましたが(表紙と見返しは色違い)、本文用紙が前回使用したケナフGA100が原料となるケナフパルプの生産終了に伴い廃版となっていましたので、今回は代替としてケナフGAの継承品と位置づけられている竹はだGAを採用しました。

前回の用紙が笠井様の作品とよくマッチして非常に良い感じでしたので、用紙変更の影響を少し心配していましたが、継承品というだけあって、ほとんど雰囲気や発色もかわることはありませんでした。

なお、ケナフの生産終了については以前の印刷見聞録で記事にしています。

【印刷用紙事典】ケナフペーパーが無くなる!?

また、これも前回に引続き、全体のコストを抑える意味でも本紙・本機校正を省き、弊社でカラープルーフ機として使っているFUJI XEROX社のDocuColor 1450GAで色校正を行いました。
このDocuColor 1450GAによる色校正では、本紙にシュミレーション出力することにより、かなり本機印刷に近い色をご確認していただけます。

DSC_0014.jpg

【笠井季美画集 心の彩Ⅲ】

製作スタッフ
DTP担当:南北由美(からふね屋)
印刷管理:株式会社からふね屋

仕様
A4横型 本文104P オールカラー
並製アジロ綴じ製本
表紙:レザック80つむぎ もも 4/6判 210kg宛
見返:タント N-50 4/6判100kg宛
本文:竹はだGA 4/6判110kg宛

関連エントリー
【製作実績紹介】Just say yes.
【制作実績紹介】嵯峨学園様 園児募集ポスター・パンフレット
【制作実績紹介】「利茶土の茶陶」展 ダイレクトメール
【製作実績紹介】去風会だより
【製作実績紹介】茶道文化検定 ポスター・チラシ・広告
【製作実績紹介】新谷ダンス道場 謝恩祭プログラム・チケット
【製作実績紹介】東京ますいわ屋様夏のファミリーセールDM
【製作実績紹介】過去のあれこれ
【製作実績紹介】池田瓢阿 父子竹芸展
【製作実績紹介】東山堂様 剣道防具カタログ
【製作実績紹介】総本家河道屋様の復刻本と節分年越しそば
【制作実績紹介】「立春」色紙
【制作実績紹介】東京ますいわ屋様2011年版カレンダー
昭和7年の南座顔見世プログラムと芸事番組の弊社製作実例
【制作実績紹介】KAVC 1floor フライヤー&ポスター
【制作実績紹介】画集刊行記念「瀧下和之展」in 京都髙島屋
【制作実績紹介】第15回笠井季美個展「顔彩で描く心の彩」
【製作実績紹介】山岡多美子様 絵はがき
笠井季美個展「顔彩で描く心の彩」in 岡山
水墨わんこ展
【ゆあぶっく】第14回笠井季美個展「顔彩で描く心の彩」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

DSC_0045.jpg

久しぶりの制作実績紹介ですが、今回は自費出版本で、秦由佳様著の「Just say yes.」を今年の2月に製作させていただきました。

製作の流れとしましては、入稿は完全データをお客様の方でご用意いただき、社内のカラープルーフ(XEROX DocuColor 1450 GA)で1回、デジコン(デジタルコンセンサス=簡易色校正出力機)で1回色校正をご確認いただき、都度データ修整を加えてから、印刷、製本へと工程を進めましたが、その最初の打合せから校正まで、実際のやりとりはすべてデザインを担当された南堀様との間で行いました。

Just-say-yes.01.jpg
※イラストレーターで入稿いただいたデータ(一部)

ご予算の都合で、本紙・本機校正は省略しましたが、カラープルーフやデジコンでもある程度はご確認いただけました。

内容は、写真とコラムからなる冊子で、事前に台割について入念に打合せを行い、全96Pのうち、カラーページを48Pとモノクロページを48Pとして、それぞれ紙質もカラーページはマットコート紙、モノクロページは上質紙に設定しました。

DSC_0047.jpg
表紙

DSC_0048.jpg
カラーページ

DSC_0049.jpg

DSC_0050.jpg
モノクロページ

DSC_0051.jpg
表紙裏

また、表紙は小口折り返しで、マットPPで加工、仕上げに帯を巻いています。

著者の秦由佳様は、ソフィア・フィレインというブランドも運営されていて、こちらのサイトでもこの本が紹介されていて、ご購入も可能となっていますので、よかったら一度アクセスしてみてください。

製作スタッフ
デザイン・DTPデータ製作:南堀 童子(ソフィア・フィレイン)
印刷管理:株式会社からふね屋

仕様:170×170mm判 本文96P
紙質:表紙=コートアイボリー L判 22.5㎏
   本文1=ニューVマット 四六判 110㎏
   本文2=上質 四六判 110㎏
   見返=タント100 N-50  四六判 100kg
   帯=タント100 N-8  四六判 70kg
印刷:オフセット 本文1=プロセスカラー4色
         本文2・帯=スミ1色
加工:表紙=マットPP加工
製本:両小口折返し・無線綴じ製本

関連エントリー
【制作実績紹介】嵯峨学園様 園児募集ポスター・パンフレット
【制作実績紹介】「利茶土の茶陶」展 ダイレクトメール
【製作実績紹介】去風会だより
【製作実績紹介】茶道文化検定 ポスター・チラシ・広告
【製作実績紹介】新谷ダンス道場 謝恩祭プログラム・チケット
【製作実績紹介】東京ますいわ屋様夏のファミリーセールDM
【製作実績紹介】過去のあれこれ
【製作実績紹介】池田瓢阿 父子竹芸展
【製作実績紹介】東山堂様 剣道防具カタログ
【製作実績紹介】総本家河道屋様の復刻本と節分年越しそば
【制作実績紹介】「立春」色紙
【制作実績紹介】東京ますいわ屋様2011年版カレンダー
昭和7年の南座顔見世プログラムと芸事番組の弊社製作実例
【制作実績紹介】KAVC 1floor フライヤー&ポスター
【制作実績紹介】画集刊行記念「瀧下和之展」in 京都髙島屋
【制作実績紹介】第15回笠井季美個展「顔彩で描く心の彩」
【製作実績紹介】山岡多美子様 絵はがき
笠井季美個展「顔彩で描く心の彩」in 岡山
水墨わんこ展
【ゆあぶっく】第14回笠井季美個展「顔彩で描く心の彩」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

  • washiten.jpg

来週の4月16日(木)から21日(火)まで、大阪の近鉄百貨店上本町店9階催会場にて開催される「第36回全国和紙展」に、弊社のGALLERY&SHOP唐船屋が出展することになりました。

期間中は、下記の商品を出品いたしますので、お近くの方など是非お立ち寄りください。

■唐船屋オリジナル団扇セット(写真はイメージ)
stand-3uchiwa.jpg



■唐船屋 豆うちわ
mameuchiwa.jpg

■唐船屋 オリジナル文箱
fubako-fune-sakura-02.jpg

■唐船屋オリジナル絵葉書セット
12month.jpg
京の12ヶ月
saijiki.jpg
京・歳時記
kanzashi.jpg
京舞妓かんざし暦
yasai.jpg
京野菜

postcard2011-red.jpg
1927年製「営業のしおり」復刻絵葉書綴り

■唐船屋 オリジナル絵封筒(写真はイメージ)
efuto-image03.jpg

■唐船屋 オリジナル和紙10枚セット(写真はイメージ)
washi-image.jpg

■ギャラリー高野 大石浩司十二支ぽち袋
poti-jyunishi-set.jpg

■ギャラリー高野 ポチごよみぽち袋
poti-goyomi-set.jpg

■和紙来歩 京巻紙「流水」
washilife-01.jpg

■和紙来歩 べっぴんさんろーる

beppinsan-roll-01.jpg

その他、

  • 唐船屋オリジナル扇子
  • ギャラリー高野 大石浩司ポストカード「ポチごよみ」
  • ギャラリー高野 大石浩司ポストカード「花ごよみ」
  • ギャラリー高野 大石浩司ポストカード「虫めがね」
  • ギャラリー高野 伊藤りおり ぽち袋4種入り
  • 和紙来歩 京紙ポケットティッシュ
などを出品いたします。


第36回 全国和紙展

開催期間:
2015年4月16日(木)~4月21日(火)
午前10時~午後7時 ※最終日は午後5時で閉場

開催場所:
大阪府大阪市天王寺区上本町6-1-55
近鉄百貨店上本町店 9階催会場
TEL 06-6775-1111(代表)


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

notobooks_001.jpg

来週新しくOA機器を入れるため事務所内を整理していたら、昔使っていたAppleの古いノートブックPCが出てきました。
そういえば、他にも使わなくなって片付けていたノートブックが何台かあったことを思い出して、久しぶりにそれらもいっしょに引っ張り出してきました。

これらのノートブックPCは、主に社員がメールソフトやブラウザ、それに受注書や見積書なのど営業業務を管理しているファイルメーカーのために使っていました。

この中で一番古いのが、AppleのPowerBook5300ceで、実に20年前に発売になったマシンです。

PowerBook5300ce.jpg

5300シリーズはPowerBookでCPUにはじめてPowerPCが採用されたモデルで、その中でも5300ceは最上位機種で、液晶画面も10.4インチサイズで解像度が800×600ドットあり、シリーズの中でも最高のスペックがあったので、IllustratorやPhotoshopもインストールして使っていました。

その後、一時Apple社が迷走の時期を迎え、あまり魅力的な製品が見当たらなかったので、VAIOや当時はIBMだったThinkPadなどのWindowsマシンを使っていた時代がありました。

VAIO_PCG3314.jpg

SONY VAIO PCG-SG9G/K

thinkPad_T41.jpg
IBM ThinkPad T-41

いずれもOSにWindows 2000 Professional を搭載していたので非常に安定していて業務で使用するには重宝しました。

そのあとスティーブ・ジョブズが復帰してiMacなどを発表して復活を遂げたApple社のノートブックに戻ったのが、PowerBook(G3)というモデルです。

PowerBookG3.jpg

このマシンは画面サイズも14.1インチと大きく、決して携帯性はありませんでしたが、その代わりメインマシンとして使うのに十分なスペックをもっていて、メールやブラウズ、ファイルメーカーはもちろんのこと、Illustrator、Photoshop,QuarkXPressなどのDTPソフトもフルに使用していました。

このマシンは名機と呼んでよいほど当時非常に人気が高いモデルで、PowerPCG4世代になっても、わざわざメモリーを換装してこのマシン使うユーザーが多かったほどでした。

このあと、今は手元にありませんが、MacBookProの初期の頃のモデルにデュアルブートでWindowsOSをインストールして、これもDTP併用のメインマシンとして使い、そのマシンが壊れた後、現在のMacBook Airに乗り換えました。

さて、今回久しぶりに引っ張り出してきたマシンのうち、一番古いPoweBook5300ceのみ電源コードが残っていたので、マシンを起動してみると、10年近く電源を入れていなかったにも関わらず、問題なく起ち上がり、懐かしい起動画面がでてきました。

PowerBook5300C_02.jpg

PowerBook5300C_03.jpg

OSはMacOS8.1、内蔵HDDは1.1GB、メモリーは48MBと、今では考えられないようなスペックですが、これでも当時は最高性能を誇っていました。しかも、今見ても決して古さを感じさせないかっこいいデザインは、さすがAppleと言わざるを得ません!

また、他のマシンも当時の仕事の相棒としてそれぞれ愛着があって、久しぶり見てるといろんなことが思い返されました。

ところで、最近新しくAppleからMacBookが発表されましたが、こちらのマシンも非常に気になる今日この頃です。


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

nyuko_image.jpg

少し前に「入稿」と「出稿」の言葉の違いについて当ブログで言及しましたが、今回のテーマは「データ入稿」、つまりお客様から弊社に印刷用にデータを持ち込まれる場合の話をしてみたいと思います。

データの入稿方法は?

昔からデータ入稿の方法として一般的なのが、メディアにコピーして渡す方法です。
古くはフロッピーディスクやMOデイスクからはじまり、現在ではCDやDVDディスクで入稿することが主流になりました。
それと同時にインターネット環境の発達により、ネットを通じてデータを手渡す方法も一般化してきました。
軽いデータは以前からメール添付で送っていましたが、今では多くの印刷会社が自社サーバでFTP入稿できる態勢を用意していますし、無料で大きなデータを送ることができるファイル転送サービスを利用する場合も非常に増えてきました、

印刷用データに適したレイアウトソフトは?

データ入稿で一番よくあるパターンが、デザイナーさんなどからアドビイラストレータやインデザインというレイアウトソフトで制作された印刷用のデータが持ち込まれる場合です。

この場合も、以前は写真原稿がポジフィルムの場合が多く、ポジフィルムを分解してデータ化する高解像度のスキャナーが製版会社などにしかないことが多く、持ち込まれるデータも画像に関してはアタリ(トリミングやサイズ・位置などを示す低解像度のデータ)が配置されていて、印刷会社側で、スキャンして色補正した本データと入れ替えて作業を進めることが多かったのですが、現在では高解像度の撮影が可能なデジタルカメラが非常に普及しているため、デザイナーさんの側でいわゆる「完全データ」を作られてくる場合が増えてきました。

イラストレータやインデザインを使って作られたデータについては、印刷会社も通常同じソフトを使って業務を行っているので、一番都合のよい入稿データなのですが、ただし気を付けなければならない点が2つほどあります。

ひとつは、フォントの互換性の問題です。
データを制作した側で使ったフォントが印刷会社で作業するマシンにない場合、預かったデータを開くと意図したフォントと違う書体に化けてしまいます。
そのため、お互いのフォント環境がわからない場合や、印刷側に同じフォントがないことが分かっている場合は、イラストレータやインデザインの機能を使ってフォントはアウトライン化しておくことが一般的です。

もうひとつは、イラストレーターやインデザインのバージョンの互換性の問題です。
データを出稿する側の制作ソフトのバージョンと、入稿を受け入れる側のソフトのバージョンが本来は同じであることが望ましく、もしくは出稿側より入稿側のほうのバージョンが高い(新しい)場合はほぼ問題はありませんが、その逆の場合は出稿側で入稿側のバージョンまでダウンバージョンして引き渡すことが望まれます。

オフィス系ソフトは印刷用データには適さない!?

ところで、デザイナーさんなどは仕事道具としてイラストレータやインデザイン、それに画像ソフトのフォトショップは必ずと言っていいほどお持ちですが、一般の企業や個人の方は、印刷用データの作成には、マイクロソフトワードやエクセル、それにパワーポイントなどのオフィスソフトを使われます。
実際に会社や家庭のプリンターなどではこれらのソフトで問題なくプリント出力ができるのですが、印刷用の入稿データとして使うにはかなり高いハードルをクリアする必要があります。

まず最初の問題が、イラストレーターなどのいわゆるプロ用のソフトと同じくフォントの互換性です。
特にWindowsOSでもMacOSでも標準搭載のフォントのみを使われている場合は問題は少ないのですが、それ以外のフォントが使われている場合、オフィス系のソフトではフォントのアウトライン化機能もないので文字化けが起こってしまいます。

もしお客様の方でオフィス系のソフトで制作したデータを印刷用PDFに変換していただければ、ほぼフォントの問題もクリアするのですが、PDFの保存形式(PDF X準拠)の選択や印刷用の塗り足しを付けておくなど気をつける点があります。
また、入稿されたデータにあとから印刷会社の方で、例えば文字を直すとか、色を変えるとか、画像を補正するなどの作業は一切できません。

さらにオフィス系ソフトで制作したデータが印刷データに適しなかった場合は、印刷会社のほうでお客様で作られたデータからテキストと画像を一旦引っ張りだして、もう一度イラストレータやインデザインなどのソフトを使って再レイアウトをする必要があります。
したがってコスト面でも時間面でも大きく膨らんでしまうことになってしまいます。

ですので、オフィス系のソフトを使って印刷のレイアウト・デザインをお考えの方は、データ作成の前に一度印刷会社などにご相談されることをお奨めいたします。ほとんどの印刷会社が無料で相談に乗ってくれて見積もりもしてくれるはずですので、お気軽にお尋ねください。

但し、あくまでもオフィス系ソフトは印刷用のレイアウト・デザインには向かないだけで、例えばワードでテキストデータを入稿するなどの使い方にはまったく問題はありません。

関連エントリー
今さら聞けない印刷用語集 その1「くわえ」
今さら聞けない印刷用語集 その2「ダブルトーン 」
今さら聞けない印刷用語集 その3「版下」
今さら聞けない印刷用語集 その4「取り都合」
今さら聞けない印刷用語集 その5「付け合わせ」
今さら聞けない印刷用語集 その6「トンボ」
今さら聞けない印刷用語集 その7「塗り足し」

今さら聞けない印刷用語集 その8「オーバープリント」
今さら聞けない印刷用語集 その9「ピンホール」
今さら聞けない印刷用語集 その10「経済ロット」
今さら聞けない印刷用語集 その11「クレーム」
今さら聞けない印刷用語集 その12「Mインキ・Sインキ」
今さら聞けない印刷用語集 その13「オンデマンド印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その14「デザイナーとDTPオペレーター」
今さら聞けない印刷用語集 その15「ヤレと予備紙」
今さら聞けない印刷用語集 その16「DICカラーガイド」
今さら聞けない印刷用語集 その17「 色校正」
今さら聞けない印刷用語集 その18「束見本」
今さら聞けない印刷用語集 その19「入稿」と「出稿」
今さら聞けない印刷用語集 その20「罫線」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

keisen_001.jpg

罫線といえばまず思い浮かばるのはノートの「罫線」という人が多いと思いますが、他にも帳票などの表組みをはじめ、印刷物ではいろいろな場面で使うことの多いものです。

今のデザイナーやDTPオペレーターでしたら、Illustratorの直線ツールやペンツールを使って罫線を引くと思いますが、活版印刷時代は、アルミニウムや亜鉛の薄板の側面を利用して組版をつくり、罫線を印刷していました。

keisen_002.jpg

その際、片方の側面は厚みを山型に削って細い罫を(上画像左側)、もう一方はそのままの厚みを使って太い罫(上画像右側)に使い分けて、主に太い方の罫は表組みの場合の枠組みに、細い方の罫は表組みの区分を表すのに使われました。

keisen_004.jpg

それでこの頃から細い方の罫をオモテケイ、太い方の罫をウラケイと呼んでいて、この呼び方は写植時代になっても引続き使われていたので、ある年代から上の方には懐かしい言葉ではないでしょうか?
活版印刷の場合はもともとの亜鉛板の太さが1P(ポイント)なので、ウラケイの太さも結果1Pだったようですが、写植時代にはオモテケイもウラケイの厳密には太さは正確には決まっていなくて、だいたいオモテケイが0.1mm、ウラケイが0.3〜0.4mmとされていました。

因みにアタリケイという言葉も有りますが、これは写植・版下製版時代に、角版の写真のレイアウト位置などを示す罫線のことで実際の印刷では印刷されない罫線のことで、これも主にオモテケイが使われていましたが、現在のDTP時代にはほぼ死語となってしまいましたね。

他にも罫線には、リーダ罫. ミシン罫. 太ミシン罫. 子持ち罫. 双柱罫. 太双柱罫、かすみ罫、無双罫などがあるほか、飾り罫や花罫と呼ばれる装飾のための罫も活版時代からあります。

keisen_005.jpg

keisen_003.jpg
弊社「1927年営業のしおり」より

普段何気なく使っている罫線ですが、意外とデザインでも重要な要素となることもあります。
最近ではオモテケイやウラケイという言葉も久しく耳にしていませんが、たまにはそのルーツに思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。

関連エントリー
今さら聞けない印刷用語集 その1「くわえ」
今さら聞けない印刷用語集 その2「ダブルトーン 」
今さら聞けない印刷用語集 その3「版下」
今さら聞けない印刷用語集 その4「取り都合」
今さら聞けない印刷用語集 その5「付け合わせ」
今さら聞けない印刷用語集 その6「トンボ」
今さら聞けない印刷用語集 その7「塗り足し」

今さら聞けない印刷用語集 その8「オーバープリント」
今さら聞けない印刷用語集 その9「ピンホール」
今さら聞けない印刷用語集 その10「経済ロット」
今さら聞けない印刷用語集 その11「クレーム」
今さら聞けない印刷用語集 その12「Mインキ・Sインキ」
今さら聞けない印刷用語集 その13「オンデマンド印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その14「デザイナーとDTPオペレーター」
今さら聞けない印刷用語集 その15「ヤレと予備紙」
今さら聞けない印刷用語集 その16「DICカラーガイド」
今さら聞けない印刷用語集 その17「 色校正」
今さら聞けない印刷用語集 その18「束見本」
今さら聞けない印刷用語集 その19「入稿」と「出稿」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

IMG_3572.jpg

私達の業界ではよく耳にする「入稿」と「出稿」という言葉ですが、よく考えてみるとその違いを厳密には理解せず使っているように思います。

ちなみに 
excite辞書(=三省堂大辞林)では、

にゅうこう[入稿]

(1)
出版社が原稿を組版所へ渡すこと。
(2)
出版社が著者から原稿を入手すること。

しゅっこう[出稿]

新聞・雑誌などに広告を出すこと。


goo辞書(=小学館大辞林)では

にゅうこう[入稿]

(1)
印刷するための原稿を印刷所に渡すこと。「写真原稿を―する」
(2)
原稿を著者から入手すること。「―待ち」

しゅっこう[出稿]

(1)
原稿を印刷所などに出すこと。
(2)
新聞・雑誌・テレビ・ウェブサイトなどに広告を出すこと。出広

となっています。

もともとは、例えば文字原稿に関して言えば、活版印刷時代に原稿用紙に書かれた原稿を(印刷所の)組版部門に、写植時代には同じく原稿用紙などに手書きされた紙の原稿を写植オペレーターなどに渡すことを入稿(出稿)と呼んでいましたが、今ではもっと広義に

  • 著者から印刷会社へ
  • 広告主から代理店や媒体へ
  • 編集者からデザイナーへ
  • デザイナーから印刷会社へ
  • 印刷会社の営業から製版部門へ

などの流れで


  • 手書きの文字原稿やテキストデータ
  • ポジフィルムやイラストなどの画像原稿
  • デジカメ撮影した画像データやスキャンデータ
  • アプリケーションソフトでレイアウトされたデータ

などの原稿を渡すことを指して使っています。

ところで肝心の「入稿」と「出稿」の違いですが、文字どおり「入稿」は原稿が入る、「出稿」は原稿が出ることですので、印刷会社など受け取る立場からみれば、原稿が届くことが「入稿」、原稿を渡す方の立場からみれば原稿が手元から出て行くことで「出稿」、つまり原稿を挟んでそれぞれの立場の目線からとらえるのがもっとも一般的な使い方のようです。

ですので上記のデジタル辞書で「出稿」が「広告を出すこと」になっているのも、クライアントが代理店や媒体に広告用の原稿(データ)を渡すことを指しているわけです。

あと、「下版」という言葉もありますが、これは校了後に、活版印刷なら組版を下ろして印刷機へ、オフセット印刷なら、フィルムや校了データを刷版にまわすことを指して言います。

したがって下版になればもう修整・変更を加えることはできないわけです。

関連エントリー
今さら聞けない印刷用語集 その1「くわえ」
今さら聞けない印刷用語集 その2「ダブルトーン 」
今さら聞けない印刷用語集 その3「版下」
今さら聞けない印刷用語集 その4「取り都合」
今さら聞けない印刷用語集 その5「付け合わせ」
今さら聞けない印刷用語集 その6「トンボ」
今さら聞けない印刷用語集 その7「塗り足し」

今さら聞けない印刷用語集 その8「オーバープリント」
今さら聞けない印刷用語集 その9「ピンホール」
今さら聞けない印刷用語集 その10「経済ロット」
今さら聞けない印刷用語集 その11「クレーム」
今さら聞けない印刷用語集 その12「Mインキ・Sインキ」
今さら聞けない印刷用語集 その13「オンデマンド印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その14「デザイナーとDTPオペレーター」
今さら聞けない印刷用語集 その15「ヤレと予備紙」
今さら聞けない印刷用語集 その16「DICカラーガイド」
今さら聞けない印刷用語集 その17「 色校正」
今さら聞けない印刷用語集 その18「束見本」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

yoshida_poster2015.jpg

今日の京都は昨夜から降った雪でお正月につづいて町並みが白く化粧されました。
まだまだ冬は長そうですが、暦の上では明後日の3日は節分、翌日の4日には立春を迎えます。

この時期全国各地で節分祭が催されますが、京都で節分と言えば、まずは吉田神社の節分祭が挙げられるでしょう。

そして今年も河道屋のれん会主催で恒例の「年越しそば」出張店が吉田神社境内の山蔭神社前に出店いたします。

yoshida_2015_01.jpg

弊社も出入り業者として河道屋のれん会の一員ですので、私も明日明後日と夕方からお手伝いに参じる予定です。

yoshida_2015_04.jpg     yoshida_2015_07.jpg

ところで最近の新聞報道でも明らかになったように、今年は火炉祭(古札焼納祭)でお札を焼き納める行事が中止になってしまいました。
長い歴史のある伝統的な行事であるだけに非常に残念なことになりました。

ただ、例年通り古いお札やお守りはお納めすることができて、いつもの場所で神社の方に受け付けていただけます。

yoshida_2015_05.jpg       yoshida_2015_06.jpg

今日は河道屋のれん会一同で吉田神社に総参りしてきましたが、時折雪がちらつき、厳しい寒さの中でのお参りになりました。
明日、明後日も寒くなりそうですので、吉田神社にお参りのあとは、河道屋の年越しそばで冷えた身体をしっかり温めてお帰りください。

yoshida_2015_02.jpg
準備中です。当日はテントの中は炭も焚かれて大変暖かくなっています。

関連エントリー

【制作実績紹介】河道屋様包装紙
【制作実績紹介】総本家河道屋様の復刻本と節分年越しそば
節分祭、そして出張
明日から2月
節分祭
年越しそば


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

booksample_01.jpg

相変わらず忘れた頃にやってくる「今さら聞けない印刷用語集」は今回が18回め、テーマは束見本(つかみほん)です。

束見本とは、主に書籍を製作する場合、事前に表紙と見返しや本文、それに口絵や扉など本番と同じ用紙を使って、同じく本番と同じ製本方法で作るサンプルのことです。

通常は、本の編集や印刷工程に入る前に用意するので、用紙は印刷する前の無地(白地)を使って作ります。

booksample_02.jpg

booksample_05.jpg
手前が本番、奥が束見本

束見本は、本の仕上がりイメージを掴むためのほか、背の厚みなど本の正確な寸法や、本の重さ、さらにはケース付きの場合は、ケースの正確な寸法を割り出す目的で作ります。

booksample_03.jpg

booksample_04.jpg

因みに束見本の「束」(つか)とは、本の厚みのことです。
また、本に限らず印刷物全般に事前に本番の用紙で作る見本のことも束見本と呼ばれています。

関連エントリー
今さら聞けない印刷用語集 その1「くわえ」
今さら聞けない印刷用語集 その2「ダブルトーン 」
今さら聞けない印刷用語集 その3「版下」
今さら聞けない印刷用語集 その4「取り都合」
今さら聞けない印刷用語集 その5「付け合わせ」
今さら聞けない印刷用語集 その6「トンボ」
今さら聞けない印刷用語集 その7「塗り足し」

今さら聞けない印刷用語集 その8「オーバープリント」
今さら聞けない印刷用語集 その9「ピンホール」
今さら聞けない印刷用語集 その10「経済ロット」
今さら聞けない印刷用語集 その11「クレーム」
今さら聞けない印刷用語集 その12「Mインキ・Sインキ」
今さら聞けない印刷用語集 その13「オンデマンド印刷」
今さら聞けない印刷用語集 その14「デザイナーとDTPオペレーター」
今さら聞けない印刷用語集 その15「ヤレと予備紙」
今さら聞けない印刷用語集 その16「DICカラーガイド」
今さら聞けない印刷用語集 その17「 色校正」


にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

chomyoji_05.jpg

冬季観光客の誘致対策として京都市観光協会などが企画した第49回京の冬の旅が、「古都京都の文化財 世界遺産登録20周年」と、「琳派400年」を記念して今年も開催されています。

今回も普段は一般公開されていない14カ寺が特別拝観を行っているのですが、その中でも、弊社のすぐ近くの日蓮宗本山の一つである頂妙寺さんがはじめて一般公開されています。

生まれ育った実家が会社と同じ場所なので、頂妙寺さんは幼いころからのご近所で、また塔頭のひとつに叔母が嫁ぎ、今は従兄が住職を務めていることもあり、実はゆかりのあるお寺でもあるのです。

ちなみに頂妙寺さんのある新洞学区はお寺の多い町として知られています。

chomyoji_07.jpg

頂妙寺さんも含めて、広い境内に塔頭を抱える本山のお寺だけでも3つあり、寺の子供の同級生もたくさんいて、小学生の頃はたいがいお寺が遊び場でもありました。

そんな馴染み深い頂妙寺さんですが、お堂の中には入ったことは一度もなかったうえ、今回は寺宝であり、普段は京都国立博物館に寄託されている俵屋宗達筆の「牛図」(重要文化財)が久方ぶりに里帰りして公開されるということなので早速に行ってきました。

chomyoji_01.jpg

chomyoji_02.jpg

仁王門通りに面した山門をくぐると、仁王門通りの由来となった仁王門があります。

chomyoji_04.jpg

この仁王門には通常の金剛力士像ではなく、持国天と毘沙門天が安置されており、いずれも運慶・快慶作と伝えられているといいます。
普段は真っ暗なのですが、この期間はライトアップされてその姿を現しています。

chomyoji_03.jpg

仁王門の奥には大本堂があり、その裏の寺務所で受付を済ませ(拝観料600円)、ガイドの方の説明を聞きながら大本堂の中を拝観、そのあと重要文化財「牛図」などの寺宝を拝見、もう一度仁王門に戻ってここでもガイドさんの簡単な説明を聞いたあと、墓地に移動します。

今回初めて知ったのですが、頂妙寺さんの墓地には俵屋宗達のものと伝えられるお墓もあったのです。

chomyoji_06.jpg

なお、この特別公開は3月18日(水)まで、時間は午前10時から午後4時まで受付、拝観料は1ヶ所600円です。
また、頂妙寺さんの俵屋宗達筆「牛図」の公開は2幅のうち1幅ずつ期間中の前期と後期で交代で展示されるようです。





にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ にほんブログ村 デザインブログ グラフィックデザインへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ 人気ブログランキングへ ビジネスブログ100選

前の10件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

からふね屋

株式会社からふね屋は大正10年創業の印刷会社です。

からふね屋が運営している「紙と印刷」製品のショップです。

からふね屋の自費出版部門です。

1本からオリジナル扇子をつくることができます

アーカイブ

最近のコメント

プロフィール

堀尾武史
株式会社からふね屋 代表取締役

昭和36年生まれの丑年
京都生まれ京都育ちの印刷屋四代目社長。
小学1年から大学4年まで剣道にひたすら明け暮れ、一応各年代で全国大会には出場、入賞なども果たす。
同志社大学卒業と同時に親戚の印刷会社で修行、ここで大いにしごかれ現在に至る。
自社にあった活版印刷から写植、フィルム時代を経て現在のDTPまでひと通り印刷については経験、美しい印刷を愛す。
趣味はお酒とアート鑑賞、読書、音楽(JAZZ・ROCK・POP・REGGAE・CLASSICなどオールランド)、TV鑑賞(ガイアの夜明け・カンブリア宮殿・たけしアートビートなどがお気に入り)、ウォーキング。